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2008年03月31日

アメリカ被れ

先日、久しぶりにシーメンスクラブに行った
昔は、武道館側にあって結構賑わっていたが、
今の那覇軍港に移ってからは、そうでもない。
相変わらず、メイドさんはフィリピンの人が多い。
ここのいいのは、カリフォルニアワインが安く、
気軽にプールバーやワンショットが楽しめることだろうか。
アメリカが輝いていた頃は、さぞかし盛り上がっていたに違いない。

沖縄に移住してくる30代女性は、なぜか北谷好きが多い。
アメリカっぽい雰囲気が好きなのか、アメリカ人が好きなのか
彼女たちは一応に「沖縄に来たのに那覇に住むなんて意味ない」と言う。
私が来た22年ぐらい前は、ハンビーも北谷も何もなかったので、
今のそうした現象は全く理解できない。
私は、沖縄の食文化(アメリカナイズされていない)に興味があったので、
当然、那覇の公設市場や農連市場や猥雑なすーじ小、
アジアを感じるカオスのような混沌とした街が好きである。
だから、北谷とかおもろまちとかは、全く興味がないし、愛着を感じない。
そんなにアメリカナイズされている街が好きなのであれば、
ホンモノのアメリカに行った方がいいのでは?と思うのだ。

「アメリカナイズされた沖縄が好き」という理由で
沖縄移住してくる女性たちよ
一緒にグアムへ移転してくれ!

  

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2008年03月30日

ドミトリー考

この2~3年、沖縄で急激に増えてきた安宿のドミトリー
一泊1000円前後で泊まれるとあって
若者の利用者が多い。
特に、20~30代の女性の利用者が多いと聞く。
2~3泊の沖縄旅行者が圧倒的な沖縄旅行の中で
1週間~3ヶ月ぐらいを「安宿で過ごしたい」というのは当然アリなのだが、
中は蛸部屋と同じ2段ベッドの雑魚寝状態だ。
私の会社にも、格安宿で暮らして面接に来る若者が多いが、
大体は、その場限りの腰掛入社だから、
住民票もこちらに移していない。
ある日突然に何も言わずに来なくなり、辞めていくのである。
その日暮らしの遅れて来たヒッピーのような若者が沖縄に移住しているケースも
非常に多い。早い者は3ヶ月で、ある程度いた人間も大体3年で沖縄を離れていく。
この土地に対して、愛着もそれほどないから、ここが飽きたらまた次の新天地へと
流れていくのである。
そして、沖縄のビルや空家オーナーは、儲かると思ってまたぞろドミトリーを開業するのである。
貸す側も借りる側も、あまり執着はない。
しかし、企業の雇用側は大変困る。
いつ辞めてしまうかわからないからだ。
私が沖縄に来た22年前は、こんなことはなかった。
それは「郷に入れば郷に従え」で、まず、沖縄の歴史、文化を十分に理解しなければ、
住めない。という意識があるからである。
そういう意味でも「住まわせてもらっている」
という気持ち、その土地に住むという覚悟、がなくなってきているのだろう。
私は、そのことがいいことだとは決して思わない。
それは、街の品格がなくなることであり、全国一律コンビニ化、大型スーパー化するのと一緒で
地域の多様性を評価しないことに繋がるからである。

  

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2008年03月27日

花見のない春

この時期、沖縄にいると何か物足りなさを感じるのだ。
それは、やはりすでに桜が散ってしまっているということかもしれない。
沖縄では歓送会の時期に花見をする習慣がない。
転勤、転校、転居、退職、新学期、新任、新天地と、
人生の分かれ目を迎え、新たな出会いや別れの多いこの時期。
その時に春爛漫に桜が咲き散っていく様を、
花見をしながら風情を楽しむといったことが
沖縄ではできない。それが、少し淋しいのである。
沖縄の桜もきれいだが、はかなさは感じない。
歓送会の多いこの時期、屋外は気持ちいいものである。
でいごやイペーの花でも見ながら、花見をするというのも面白いかもしれない。
この時期、今咲く花を増やしましょう!

  

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2008年03月26日

銀行ナショナリズム

沖縄には三行会というのがある。
それは、琉球銀行、沖縄銀行、沖縄海邦銀行だ。
それ以外にあるのは、全国宝くじの関係のみずほ銀行のみ。
あきれるぐらい、閉鎖的だ。他の都銀も地銀も一つもない。
ましてや、海外の銀行など全くない。あるのは関係するコールセンターのみ。
これは、談合以外なにものでもない。
沖縄金融特区構想とか、自由貿易構想とかあるが、
沖縄の銀行では、台湾も中国、韓国の通貨も両替できない。
これで国際観光都市をめざし、海外の誘客を増加しようと思っても
基本的なインフラでまずダメである。
ポスト香港なんて言葉があったが、ちゃんちゃらおかしいのである。
国内の他銀行にも開放していない地域で、
アジアの玄関都市になれるわけがない。
沖縄にあるのは、消費者金融ばかりという悪循環の構図でしかないのだ。
もちろん、新銀行東京のように不良債権だらけの銀行が沖縄に来てもらっても
困るわけだが、、、。
とにかく、ドルとユーロだけでなく、海外特にアジアの隣国の通貨ぐらいは
両替できる銀行と両替所がない限り、国際観光都市にはなれないだろう。


  

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2008年03月25日

県内公示地価

県内公示地価が発表された。
地価は住宅地では、恩納村、石垣島が上昇
他は前年度よりも下降している。
リゾートバブルの影響がモロに表れている。
しかし、今後は、外資ファンドも投資が止まっているので、
恐ろしいぐらいの不況が来ると言われている。
すでに、元気だった本部半島も閑古鳥、
国際通りの土産品店も軒並み前年度割れという状態だ。
ここに4月からの航空運賃値上げ、
オリンピック需要のハイビジョンテレビ買い替え、
ガソリン税の問題、ドル安による米国不況など
あらゆるマイナス要素が働いて、不動産景気は悪くなるだろう。
地価が減速するとき、我々もゆっくり減速経済に移行した方が
賢明なのである。そして、循環型社会へのランディング。
終わりの始まりだ。
  

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2008年03月24日

3.23抗議集会

きのう、どしゃぶりの雨の中、北谷で「米兵によるあらゆる事件・
事故に抗議する県民大会」の集会が行われた。
主催者発表で6000人で、前回の11万人に比べると数は少ない。
これは、県知事も参加せず、自民・公明等の保守が動員を見合わせたり、
豪雨のせいもあっただろう。
今一つ動員には繋がらなかった。
なんぶトリムマラソンには7900人あまりも参加し、
沖縄タイムスの1面には、自社イベントの「沖展」の記事を
大きく載せるなど、今回は琉球新報の集会の扱いの方が大きかった。
中には、産経新聞と世界日報に「被害者の実名を掲載、中傷して自民・公明は集会に行くな」
というビラまでばらまかれたと言う。
今の保守は親米保守なので、「米国大好き」人間の集まりであることは確かである。
よく、「あの事件は、女の子の方も悪いのよ。誘われてホイホイ付いていくんだもの」
という地元女性の話も聞くことがある。
しかし、事件の焦点はそこにあるのではない。
先日も横須賀のタクシー運転手が米兵に殺されたといわれている。
以前も、沖縄で同様の事件がありタクシー運転手がメッタ刺しにされ殺された。
おそらく、他の国では暴動まで発展するだろう。
そこまで発展しないと、本土のマスコミには到達しないのだろうか。
とかく、本土のマスコミは少女が暴行された事件を大きく報道するが、
基地問題をもっと正面から取り上げてほしいものだ。


  

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2008年03月23日

中台融和

台湾の総選挙で国民党の馬氏が圧勝した。
やはり台湾独立はむずかしいだろう
独立色を強めれば、当然中国当局は圧力をかけてくる。
台湾の人々は、中国との戦争を好んではいないのだ。
このことで、中台路線は融和へと向かう。
つまり、中台緊張の中で沖縄の米軍基地は存在感が必要であったが、
このことで、沖縄の米軍基地の縮小化は多少進んで行くだろう。
特に、米兵による日本国内での犯罪批判の声が大きくなっている今、
グアムへの移転計画は、加速するはずだ。
しかし、日本に駐留する理由としては、極東地区の防衛という大義名分が
必要なので、イラクやイラン、などのアジア地区の紛争処理には前線基地
としてのアピールをしなければならない。
最近のチベットやウィグル独立運動による中国民主化の動きを
米国の資本家が手助けする構図が、見え隠れするのである。
いずれにしても、世界の食、経済、文化、環境の鍵を握る中国問題に
注視していかなければならない。

  

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2008年03月22日

パチンコサブプライム

パチンコ業界が不況である。
トヨタに匹敵する30兆円のビジネスが
今20兆円にまで落ち込んでいるという。
オムロン、シャープ、ヤマハなどが直接的に影響、
そこに貸し込んでいた金融オリックスなども相当な
痛手だそうだ。
バブル時期は、銀行はPHSといったところが
大得意先だった。
P=パチンコ、H=ラブホテル、S=サラ金だ。
ご多聞にもれず、ここ沖縄もパチンコ業界は景気が良かった。
おもろまちなどは、開発時はパチンコ屋は許可が下りないと
されていたが、いつのまにか大きなパチンコ屋とカラオケができ、
街のコンセプトはメチャクチャ。都市計画もへったくれもない
何の魅力もない都市と化してしまった。行政の指導力のなさには
開いた口がふさがらない。
沖縄のパチンコ業界は全体で3000億円ぐらいとも言われている。
恐るべき産業である。
沖縄一の産業であることは間違いない。
パチンコ店の近くには、サラ金がつきまとう。
このパチンコ業界が不況の今、
「沖縄にカジノを」という声が業界からの要望でもあることは
明らかだ。
その裏には、当然金融業界の影が見え隠れする。
国家的大金融詐欺システムのマカオに習って
カジノを仕掛ければ、「ユダヤマネーを米国かあらアジアへ」
という流れの思うツボにはまることになるのである。





  

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2008年03月21日

基地内犯罪

今日の沖縄タイムスにも書かれていたが
沖縄の米軍基地内の犯罪については
ほとんど報道されない。
治外法権なので、どうしようもないが、
実際は毎日のように犯罪が行われているのだ。
銃による殺人、レイプなどもよくあるというのを
知人の米兵から聞いたことがある。
極東放送では、よく迷子の放送を流している。
基地内の米兵にはイラク帰りの兵隊も多い。
ベトナム戦時代もそうだったが、
現在も大量殺人を毎日繰り返している現場と
沖縄は直結しているのだ。
帰還兵は、精神的なストレスを抱えて帰ってきているので、
精神錯乱や犯罪に走るケースも多いのである。
そんな隣人を抱える沖縄の基地予算に加担しているのは、
日本国民全員の税金なのである。

大平首相時代につけた「思いやり予算」で
軍用地主が潤い、
パチンコ屋が儲かるという構図を
そろそろ変えないと、
パチンコがカジノに化けるだけの沖縄経済になってしまうのである。

  

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2008年03月19日

思いやり予算

日本における米軍基地の住宅建設に使われた
思いやり予算は1979年から2006年までで
5459億円という数字がきょう新聞に掲載されていた。
建設総戸数は11295戸、そのうち半分が沖縄に集中している。

沖縄の基地に入った人はわかるが、
「ここが同じ沖縄か?」と見紛うほどに広々とした敷地
に管理された芝生、電線のない空間、
24時間のトレーニングジム、映画館、ボーリング場と
「外出禁止令」が出ても全く不自由のない、
むしろ、我々が住んでいる地域の方がある意味で
不自由な空間なのである。

年間600億円にも及ぶ軍用地料は
軍用地主に入るわけだが、
この固定資産税は全ておもいやり予算で賄っている。
これは、企業でいえば純利益にあたるので、
売り上げ相当にすると1兆円以上になる計算である。
こんな民間企業は、沖縄にあるはずはない。
つまり、沖縄一の企業は米軍基地なのである。

在日米軍の一部はグァムに移転することが決まっているが、
その移転費用も日本の税金である。
この税金があれば、どれだけ高齢者や病人が助かるのであろうか。

「世界に民主主義を!」というネオコンのユダヤ戦略のもと、
ブッシュはドル安を容認しつつ、ユダヤの金融資産を米国からアジアに移そうとしている。
ドバイ、東京、上海、マカオをターゲットに、すでに沖縄にもカジノ視察という名目で
金融基地をアジアで拡大する動きがある。
その前哨戦が、ユダヤ資本による沖縄でのホテル展開だということは
いうまでもない。

いつまでも思いやり予算を出し続けるニッポンよ、
ナショナリズムにこだわるオキナワよ、
そろそろ目をさまさなければならない時なのである。

  

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2008年03月18日

県産品と消費者

今日の新報に出ていた「中国産赤瓦による竹富町の家」の記事
要は、「県産品をもっと使おう」というのと「安ければ中国産でいい」という
意見に分かれている。とのことだ。
「県産品」という定義にこだわると、ほとんどのものがそうでなくなってしまう。
たとえば、「島んちゅ納豆県産品」とか沖縄の物産の70%以上は、
原材料が実は県産品ではない。
納豆の大豆は100%アメリカ産であるし、ウコンはミャンマーやインド産
紅芋粉は中国産、ムーチーのもち粉や粟やもちきびなども中国産が多い。
どうせ、県産品を謳うのであれば、原材料も沖縄県産にこだわらなければ
産地偽証ということになる。
しかし、沖縄の赤瓦は紛れも無く沖縄県産品である。
だから、補助金を使っているのであればなおさら「中国産など使うな」と言いたい。

「生産と消費」この構図の中で、消費者はあまりにも生産者のことを考えずにいる。
地元生産のモノを我々が消費することで、必ず生産者の生活を支えているのだという意識を
消費者は持つべきなのである。
「安くて」「早くて」「簡単で」「便利」であれば、なんでもいいという時代は終わりだ。
と同時に、生産者もどうしたら中国などの輸入品と対抗できるかを常に考えなければならない。
そうでないと、両方とも流通、小売業の論理に振り回されることになるのだ。  

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2008年03月17日

米国型資本主義の崩壊

2007年12月から始まった米国のサブプライムローン問題。
かつての日本の「ゆとりローン」のようなことが
米国でもとうとう起きてしまった。
この根は、深い。
もともと、不動産を担保に家を貸すということが、日本の場合は
連帯保証人というガチガチの縛りがあるので、
日本経済は、ある程度保険があったのだが、
米国は、連帯保証人制度がないが故に、あっけなく破綻する。
いずれにして、不動産を担保に金を貸すという、資本主義的資産運用や活用
の時代は、もはや終焉を迎えているといっていいだろう。
世界の資本家は、金や原油、穀物などに投資を移行させるので、
当面、米国の不動産価格の上昇はないだろう。
世界の金融資産の30%近くを米国が握っている、最終消費地としての
景気が悪化するとどうなるか、
トヨタ、キャノン、ソニーなどなど、日本のトップメーカーの売り上げは
大幅にダウンし、輸出に頼ってきた企業の業績は悪化、
日本経済は、さらに不況に突入するのである。
とにかく、日本は内需を拡大する以外ないのである。
沖縄も、そろそろ政府の予算頼りから脱出しなければ、
公務員、基地依存、土建談合体質から抜けられず、
自立経済発展どころか、本土とともに沈没する。
そろそろ、経済封鎖を受けたキューバのように、
医療、教育、不動産も無料。といった、新しい市場社会主義の実践を参考に、
ゆるやかに、したたかに、力強く発展しなければならない時が来ている。


  

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2008年03月15日

外資とホテル2

遠くブセナリゾートを眺めながら思ったこと。

それにしても、沖縄のホテルラッシュは凄いの一言。
ウェスティン、フチャクリゾート、シェラトン、インターコン、チャーミングリゾートと、とどまるところ
を知らない。
高級ホテルの宿泊客は、ほとんどが本土客だ。
地元のフツーの人間は、とても1泊5~6万円以上するホテルには泊まれない。
まるで、どこかの国の植民地のようだ。

日本のコールセンターの20%が集中する
沖縄は、人件費が日本一安いということ、各種補助金がいっぱい貰えること、などで
IT立県の名のもとにコールセンターだらけになってしまった。
クレーム処理的対応の多いコールセンターの仕事は、
精神的な苦痛から退職する人間が多いという。
雇用を促進するのはいいが、クリエイティビティが高い職種ではないことは確かだ。
沖縄が観光産業でリーディングしていくならば、もう少しホスピタリティの高い
地域にならなければならない。
特に、がっかりするのはタクシーだ。空港から降りて近距離タクシーに乗ったとたん
タバコ臭いビニールのシートのにおいがし、こちらから行く先を言っても運転手は
返事もしない場合が多い。「これが観光地か!」と思うことがしばしばある。
私は、沖縄に23年住んでタクシーに乗って気持ちいい思いをしたことがない。
沖縄県は、コールセンターを誘致したりするばかりでなく。
足元の観光業に携わる人間のホスピタリティをアップすることに、
もう少し力を入れるべきである。



  

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2008年03月14日

外資とホテル

先日、沖縄マリオットリゾート&スパのレストランコンセプトのリニューアルに招待された。
昨年6月に就任した新支配人エロールミフタヒッテン氏、
昨年9月に就任した、料理ディレクターで副総支配人のテリー浜田氏、
今年の1月に就任した高橋郁総支配人の紹介のもと
オールスターブッフェを堪能した。ディナーは5000円と、この内容では格安だ。
1度は訪れるといいだろう。


さて、マリオットといえば、ロワジールと同じ外資ファンドローンスターの傘下だ。
ローンスターは韓国の銀行を買収したり、ブッシュ大統領お膝元のテキサスのファンドとして
今後3年間に1兆円を投じて、100のホテルやゴルフ場を買収すると豪語しているところだ。
米国はサブプライム問題、ドル安と内需が冷え込んでいる中で
外貨で稼ごうというファンド系の日本への投資は、円高という構図の中で見事に当たったわけだ。
というか、もちろん最初からこのことはわかっていて日本への投資を加速させたのだが、、。

この2~3年の間、沖縄のホテルは外資による売買が盛んだ。
ローンスターのマリオットやロワジール、ルネッサンスリゾート、イシン、ゴールドマンサックス、
インターコンチネンタルのクラウンホテルなどなど。
地元資本は、ほとんどなくなってしまったのではないだろうか。
振り回されているのは、現場の人間だ。
「45歳以上は一切採用せず、解雇」とか「数字があがらなければ首はすぐ変える」
とか、現場は結構ビクビクしながら仕事をしているのが現状だ。
もともとホテルは労働時間が長い割りには低賃金なので、
なかなか県内の若い働き手が育たない。
働いているのは、県外の人間が多いのだ。
さらに、この3年以内にリッツカールトン、ウェスティンなど4000室ものホテルが計画されているというからスゴイ。
はたして、人材は確保できるのだろうか。
やはり、外国人の雇用を少しゆるくして受け入れないと、沖縄は国際化には程遠い県になってしまうだろう。

  

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2008年03月13日

島唄ブーム2

今から15年前、那覇の久茂地で「琉球浪漫座」という民謡酒場を運営したことがある。
嘉手刈林昌、そしてネーネーズ、登川誠仁、宮里栄弘、大城志津子、大城美佐子、大工哲弘、、照屋林助等
島唄界の重鎮に軒並み出演していただいた。今では、ありえな~い豪華ライブが実現していたのだった。
結局、自分の経営力のなさで、店は閉店してしまったが、、。
システム的に、客を呼べる唄者も呼べない唄者も一律にギャラを払ったりしていたので
成り逝かなかったのが現状だ。

今の島唄業界の悪いところは、唄者自ら自分で店を経営してしまうところである。
それと、同じような店の乱立が店の経営難に拍車をかけているのだ。

今は亡くなってしまった島唄歌手の歌を、もう一度聞きながら沖縄の芸能界について
語るのもいいだろう。



当時私は、てるりんやせー小のジャケットデザインをやらしてもらいました。
レコード店で見たら買ってくださいね。  

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2008年03月12日

島唄ブーム1

今や、国際通りに10件以上、全島に100件ほどもあろうかと
思う民謡酒場やスナック。その数の多さには驚く。

第一次島唄ブームは何と言っても竹中労氏による功績が大きい。
第一回の「琉球フェスティバル」では、嘉手刈林昌や登川誠仁、瀬良垣苗子、大工哲弘、
ジャズの与世山澄子など大御所が出演、日比谷野音でのコンサートによって琉球音楽
を県外に初めて披露したのである。この功績は大きい。

第二次島唄ブームの時は、民謡グループによるもので、ワールドミュージックブームに
ちょうど乗って、沖縄ポップが流行した時。ネーネーズ、チャンプルーズ、りんけんバンド
などが一世を風靡した。後半にはブームによって「島唄」がヒットした。
「花」「ありがとう」など、いずれにしても歌詞は日本語によるもの。
だから、第一次島唄ブームとは質が大分違ってきている。

第三次島唄ブームは、石垣島のバンドBEGINをはじめ夏川りみ、古謝美佐子など
これは、日本語とウチナー口とのミックスヴァージョンだ。
これが、NHKの「美らさん」とクロスして沖縄ブームを巻き起こしたのである。
同時に安室奈美江やMAX、SPEEDなどのラップ系、オレンジレンジ、モンゴル800やHY、D51
などのインディーズ系全盛となったのである。

しかし、近年の民謡酒場ブームを支えているのは、地元ではなく
ほとんどが本土の女の子だったりするのが面白い。
民謡酒場で歌っているのも聞いているのも、本土の人間が意外と多いのである。
沖縄の民族主義に火をつけているのは、
むしろ本土の人間だったりするのである。



私が1994年に創刊した「島唄楽園」当時は今は亡きボ・ガンボスのどんとや
てるりんなどを司会にしてTV番組も作った。
今思えば、早すぎた感がある。
島唄がここまで浸透するとは、思わなかったが
島唄業界は、お互いがあまり仲良くなく、派閥争いみたいなものがあるので、
嫌気がさして1998年には、私は雑誌をやめてしまった。




  

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2008年03月10日

迫り来る食糧危機

今朝のNHKニュースでもやっていたが、
中国食品の安全強化で
いよいよ中国の野菜輸出がストップし始めてきて、
国産の食品が高騰し、大きく不足してくるので、
飲食業界は大打撃を受けるということが報道されて
いた。
日本の穀物自給率は先進国でも最も低い24%だ。
その中でも低い沖縄は1%に満たない。
これで「独立論」が出るのが、そもそもおかしい。
まずは、足元の自給率を上げるために若者の農業への
雇用を促進させることが急務だろう。

実は、きのうまでスローフード協会の全国会議に出席するため
宮崎に行っていたが、ジャパンの危機感のなさに失望して帰ってきたのが
現実である。
まもなく日本は大変な食糧危機になるというのに!
未だにイタリアのイベント「サローネ・デ・グスト」を日本で開催するという
ノーテンキで無謀な話を持ちこんできたのである。
イタリアは現在穀物自給率は62%となっていて、オーストラリア、カナダ、
アメリカやドイツなどと比べると低い方だが、
それでも日本の3倍近くあるのである。
その中で「味の箱舟」というプロジェクトがあって、
消えゆく小生産者が作ったものを守っていこうというプロジェクトがある。
これは、これでいいのだが、我々日本人はそれよりも守らなきゃならない
生産者が山ほどいるのである。消費者は、今すぐそのことを意識し、
生産になんらかの形で携わっていかなければならないのである。

その中でも沖縄は、お話にならない。このことを、県民は本気で意識しているのだろうか。
観光客1000万人もいいが、もっともっと穀物自給率を上げなければ
ホテルどころかスーパーにモノが並ばなく事態が、すぐそこまでやっていきいることを、
わからないのだろうか。

中国の食品問題は、イコール日本の食品問題なのである。
スローフードジャパンよ、目覚めよ!
イタリアではない。経済封鎖を受けているキューバこそ、
日本の自給率アップにつながる
ヒントがいっぱい隠されているのだ。
そのためには、輸入ワインや欧米食材におぼれず、
「地のもの」を食べ、地元の生産者とともに生きていくこと。
そして、自ら生産現場に携わること。
これを第一義的に考えるべきである。


  

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2008年03月07日

平和の礎とフリーメイソン

沖縄に修学旅行生が来たら必ず寄るのが、
平和の礎とこのモニュメント
クリントン前米大統領もサミットの来沖の時に
真っ先にここに来た場所だ
東京タワーやエッフェル塔など、世界の都市には
この形のものが多いが、
象徴的な円錐のこのモニュメントは、
フリーメイソンのような意図的な形がするのが
気になるところだ。

  

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2008年03月06日

地下ダムって知ってますか?

皆さん、この写真の場所はどこかわかりますか?

答えは、糸満の米須にある地下ダム。何とこの地下ダムの総事業費は
373億円。農業用水のために造ったのだが、
これに、土地改良が60億円、さらにハウスの補助事業が100億円と、
533億円もの巨額な費用が、農業用地に使われている。
そこでできるのは、人参とゴーヤー。
本当は、めちゃくちゃ高い野菜になっているのだ。
このお金があれば、もっと農業従事者を増やす雇用の方にまわすべきでは。



今、地下ダムは糸満と宮古にあって、今度うるま市にできるそうだ。
  

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2008年03月05日

沖縄現象論序章

沖縄に住んで22年が経過した。しかし、沖縄の経済状況はほとんど変わっていないだろう。観光業は全体産業の10%だし、失業率も離婚率も離職率もあまり変わっていない。むしろ経済は悪化しているといっていい。ホテルは増え、観光客は増えていても、産業的な伸びはないのである。むしろ、ホテルのサービスマナーの質は下がっており、薄利多売の旅行代理店マターのツアーは変わらず、修学旅行生頼みである。国際通りは、竹下通りのようにアニメキャラが溢れており、地元客はせっせと大型ショッピングセンターにお買い物なのだ。街には1泊1000円前後の安宿ドミトリーが溢れ、遅れてきた現代版ヒッピー系の若者が多く住み着いている。彼らは、住民票を持たず適当に就職し、適当に退職しどこかに去っていく。一方、相変わらずマスコミは1パターンの反戦、反基地運動の繰り返し。相変わらず、ヤマト対ウチナーの構図でしか沖縄を捉えきれていない。その間に、外資は
沖縄のリゾートホテルを買収しまくり、投資対象としてのホテル運営に終始している。沖縄は、いつも外資と中央の論理に翻弄されているのが現実だ。これも、中央へのお願い行政が成せる業だが、、。公務員天国の沖縄と、米軍基地を抱えるが故の重層的な問題、さとうきびによる「食民地政策」の問題、大型ショッピングセンター出店による商店街ドーナッツ現象の問題、などなど、農水業、商業、環境、交通、などを現実の沖縄の現象を、多角的に読み解いていこうと思う。乞うご期待!



  

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