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2010年01月21日

幻想の島

久しぶりに瀬底島に行った
瀬底といえば、破綻したリゾート
都市デザインの瀬底ビーチリゾートがある
100億近くを投資したリゾートホテルの残骸が
錆止めのオレンジ色の塗料もすでにハゲ落ち
見るも無残だ。
150人の従業員も全員解雇され、今はバラバラ
まるで海洋博後のバブル崩壊のときと同じような光景が
白い砂浜のそばでブザマに広がっている。
沖縄の観光客は減少し続けている。
このままいくと、稼動しているホテルでさえ危ないといわれている。
昨年出版された大久保潤著「幻想の島」奥野修二著「沖縄幻想」
という本のタイトルのままの世界が、瀬底島にある。
そんな中、一人がんばって宿を続けている友人がいる。
「4ルームズ」4部屋だけの小さなペンションだが、
シンプルなスタイルで食事もうまい。
修学旅行生相手の大型ホテルに負けず、
いつまでも静かにがんばってほしい。

無残な破綻した瀬底ビーチリゾート
幻想の島

4ルームズから見た瀬底島
幻想の島




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Posted by 田崎聡の沖縄現象論 at 11:18│Comments(0)沖縄経済
 
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