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2010年09月14日

泡盛マーケティング総合支援事業

泡盛の県外出荷拡大のために
沖縄県酒造組合連合会が4900万円を投じて
県外キャンペーンを行うそうだ。
しかし、このキャンペーンは泡盛カクテルが中心になっている。
そもそも、泡盛カクテルはモルト本来の味と香りを楽しむものではない。
女性ターゲットだというが、
本来泡盛はカクテルにはあまり向いていないと言われている。
これで需要を開拓するというのは、本末転倒である。
昨今のコーヒー泡盛リキュールや、さまざまな泡盛ベースの酒が
出回っているが、本道からどんどんそれていってきている感がある。
許容範囲はハイボールまでだろう。

私は「泡盛はあくまでシングルモルトや古酒で楽しむもので、
でなければ県外出荷の量など増えるはずがない」。というのが持論である。
近年のウィスキーのシングルモルトファン層の増大は、
そうした本物志向のファンに支えられているのである。
業界は、無駄なお金を使わないうようにするべきである。

泡盛マーケティング総合支援事業


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Posted by 田崎聡の沖縄現象論 at 14:13│Comments(0)沖縄経済
 
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