てぃーだブログ › 田崎聡の沖縄現象論 

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2010年09月21日

集団強姦事件

南部の公園での少年たちによる集団強姦事件が起きた。
その被害者の少女はまだ14歳の中学生だ。
公衆便所の中で泡盛を無理やり飲まされて強姦された。
翌日少女は自殺したという。
沖縄県民同士の痛ましい事件ゆえに、報道は小さい。
マスコミは米軍の犯罪事件は大きく報道するが、
こうした事件はあまり大きく取り上げないのはおかしい。
2度とこんな事件は起きてほしくないし、
被害者の少女のことを考えると、やるせない思いで一杯になる。
「平和の島」なんて、程遠いと思う。

  


Posted by 田崎聡の沖縄現象論 at 16:46Comments(4)沖縄経済

2010年09月14日

泡盛マーケティング総合支援事業

泡盛の県外出荷拡大のために
沖縄県酒造組合連合会が4900万円を投じて
県外キャンペーンを行うそうだ。
しかし、このキャンペーンは泡盛カクテルが中心になっている。
そもそも、泡盛カクテルはモルト本来の味と香りを楽しむものではない。
女性ターゲットだというが、
本来泡盛はカクテルにはあまり向いていないと言われている。
これで需要を開拓するというのは、本末転倒である。
昨今のコーヒー泡盛リキュールや、さまざまな泡盛ベースの酒が
出回っているが、本道からどんどんそれていってきている感がある。
許容範囲はハイボールまでだろう。

私は「泡盛はあくまでシングルモルトや古酒で楽しむもので、
でなければ県外出荷の量など増えるはずがない」。というのが持論である。
近年のウィスキーのシングルモルトファン層の増大は、
そうした本物志向のファンに支えられているのである。
業界は、無駄なお金を使わないうようにするべきである。

  


Posted by 田崎聡の沖縄現象論 at 14:13Comments(0)沖縄経済

2010年09月09日

タバコ

沖縄の農業に占めるタバコの生産額は
41億円で全体の4.4%を占め、
サトウキビに続き2位である。
上位2位が補助金で成り立っているのが現状である。
泡盛もそうだが、そろそろ補助金から抜け出す施策
を県も模索しないと、本当の意味での自立は不可能である。
タバコは葉巻に、サトウキビはバイオやラム酒、ブラウンシュガーに
高付加価値戦略をつけ、観光の一大収入になっているキューバの
ように取り組むべきである。


  


Posted by 田崎聡の沖縄現象論 at 12:00Comments(0)沖縄経済

2010年08月26日

中国人観光客

沖縄への中国人観光客が激増している。
国際通りのパレット久茂地界隈は特に増えた
今後四川の成都とも直行便を計画中とのこと。
観光客が増えるのはいいが、質の低下が危惧される。
よりによって民主党代表選で小沢一郎がまた立候補するという。
政府の中国より路線はますます加速するだろう。
7月の外国人の日本への入客数は87万人、そのうちの
16万が中国人である。
今後、沖縄にもさらに増えてくるのは間違いない。
中国人の戦略は同化である。
現地の人間と結婚し、市民権を取得し、不動産や金融力
を強めていくのである。
円高によって、中国からの輸入品は今後ますます増えていくだろう。
ヒト、モノ、コト、その中には粗悪なさまざまな習慣、異文化も流入してくる。
そうした時の対処に、もっともっと敏感に毅然とした態度をとらなければ
ならない。
沖縄は、中国語対応スタッフを大幅に早急に増やさなければならないだろう。


  


Posted by 田崎聡の沖縄現象論 at 11:32Comments(0)沖縄経済

2010年08月09日

老人と海

20年ぶりに映画「老人と海」を桜坂劇場で観た。
今回はディレクターズカット版ということで、冒頭の闘牛シーンはなし。
しかし、あらためてピュアな海人の生活スタイルが
糸数さんを通して胸に伝わってくる感動的なドキュメンタリー映画である。
今のこの混沌としたITの社会にはない、シンプルな生き方。
ひたすら小さな小船で大きなカジキマグロを追い求めるその姿、
そして海人の情とたくましさが、淡々と描かれている。
20年前のバブル時代に観たときと、今では、誰もが今の方が
素直にこの映画に感動を覚えることであろう。




  


Posted by 田崎聡の沖縄現象論 at 13:28Comments(1)沖縄経済

2010年07月29日

避暑地沖縄

今年の沖縄はいつもながら涼しい
本土は猛暑だというから沖縄はまさに避暑地である。
台風も全く来ないので、農作物は豊作で
特にマンゴーは昨年に比べ大分安くなっている。
お中元シーズンには、不況の折ありがたい話だ。
天候が涼しいのはいいが、懐具合も涼しいのは困ったものである。
もはや、仕事を求めて中国に行かなければならないのか、、、、。
  


Posted by 田崎聡の沖縄現象論 at 17:02Comments(0)沖縄経済

2010年07月22日

水資源

沖縄は今年よく雨が降った。
おかげで、夏の断水の心配はなさそうだ。
天に感謝である。
この碑は宮古島の地下ダムの潅漑用水が引かれたときの
記念碑だが、宮古島は山も川もないので夏場の農業は本当に大変だった
クイチャー(雨乞い)の踊りが盛んなのも、水不足の所以なのである。
日本人は外国人に比べると倍の水を実際使っているという。
また、これだけ輸入食材が多いことでヴァーチャルウォーターの量はハンパではない。
飲料水は水道水で十分なのに、海外のミネラルウォーターを買ったり、
海外の家畜肉を食べることで、その穀物に使う多量の水を摂取しているのである。
また、沖縄の広い米軍基地に使われる水の量もすさまじい。
人間が生きていくのになくてはならないもの、それはまず水だろう。
  


Posted by 田崎聡の沖縄現象論 at 18:54Comments(0)沖縄経済

2010年07月21日

ねじれ

仙台出身の島尻安伊子が参院選の沖縄地区で当選した。
彼女は自民党公認、旦那の島尻昇は民主党公認だから
夫婦で「ねじれ」現象を地でいっている。
国会も参院・衆院と「ねじれ」である。
しかし、いずれの政治家も信用できない。
以前、「沖縄こそスローフード宣言をするべきである」と提案したが、
「沖縄はファーストフード王国なのでむずかしい」という答えが返ってきた。
これで肥満率、医療費が下がるわけがない。
もともと、政治家を信用する方が間違っていたのである。

やはり、自ら活動を起こし、市民運動に変えていくしか道はない。
我々は闘うぞぉ!
「ポーク缶詰めをスーチカーに!沖縄の食を取り戻すぞぉ!」





  


Posted by 田崎聡の沖縄現象論 at 11:28Comments(0)沖縄経済

2010年07月13日

又吉イエス

いまや選挙の名物と化した
又吉イエスの立候補。
沖縄の宜野湾から東京に移って早5年になろうか
毎回落選とはいうものの、毎回必ず立候補して
「腹を切って死ね!」宣言をしている。
世界経済共同体党を名乗り、世界平和を唱えているが
その本人が「腹を切って死ね」といっているのが、笑える。
彼は、金融世界支配反対や遺伝子組み換え反対を謳っているので、
それは評価に値する。
孤軍奮闘、軍用地主として東京で活動している沖縄の有名人の一人だ。

  


Posted by 田崎聡の沖縄現象論 at 13:50Comments(0)沖縄経済

2010年06月29日

クルーズ船

スタークルーズが那覇の若狭の港に接岸するようになった
前までは阿謝港の倉庫街に接岸していたので、
コンテナのおかれる殺風景な中に、
まるで漂着した難民のような扱いで迎い入れられていたのだから
沖縄のイメージはあまりよくなかった。
やっと、那覇の若狭港に接岸できるようになり、
少しは沖縄のイメージが変わってくるに違いない。
それにしても、沖縄の外国人に対するおもてなしは、できていない。
公共の交通機関、タクシー、バス、公共サインなど、接遇する人間も
英語、中国語ぐらいは片言で話せるようにしないと国際都市とはいえない。


  


Posted by 田崎聡の沖縄現象論 at 22:50Comments(0)沖縄経済

2010年06月24日

マネ文化

最近バカの一つ覚えのように流行っているのが
「らー油」である。
辺銀食堂のらー油を発端にやたらにらー油が
土産物店で売られている。
本来は良質なゴマ油を使用するのだが、そのゴマ油の
原産地は表示されていない。おそらく中国産であろう。
ひまわり油や植物油、オリーブ油などのものも売っている。
沖縄県産品は、もろみ酢やウコンもそうだが、
少しヒットする商品が出るとすぐマネをする。
そして、値段競争になり最後は供給過多で売れ残ってしまうのである。
いい加減にヒトのマネをするのはやめようではないか。アジア的といって
笑っている場合ではない!
消費者をバカにしているとしか思えない、小さなマネッコ生産者が多すぎる。
もっと、ヒトとは違うオリジナリティあふれるモノを造っていく気概がほしい。

  


Posted by 田崎聡の沖縄現象論 at 19:41Comments(0)沖縄経済

2010年06月22日

ティッシュの消費量

沖縄は一人あたりのティッシュの消費量が日本一である。
沖縄そば屋、居酒屋、ステーキハウス、等
とにかくテーブルナプキン代わりにティッシュを使うのである。
おしぼりをコースター代わりにするのも
よく見かける光景だ。
冷えたビールや泡盛の水滴を吸い取るのは、コースターでは
もたない。そこで、活躍するのがおしぼりコースターである。
無意識のうちの意識的な生活習慣が沖縄ならではの面白さである。
  


Posted by 田崎聡の沖縄現象論 at 15:46Comments(0)沖縄経済

2010年06月18日

都市無計画

楚辺の裁判所前の不思議な公園には
れんげがたくさん生えている。
そう思っていたら、昨日すべて刈られてしまった。
公園や造園管理業者は仕事を発注されると、
街路樹も公園の草も根こそぎ刈り取ってしまう。
何でもかんでもきれいに刈り取ればいいってもんじゃない。
れんげやひまわりは、みつばちの格好のえさ場になり、
蜜をとって帰っていく。
そして土壌の窒素を固定化するすばらしい植物なのに、、。

これも、皆バカな行政の仕業である。
沖縄は緑の少ない魅力のない街に、どんどん変わっていく。
沖縄の都市計画に物申す建築家はいないのか。

  


Posted by 田崎聡の沖縄現象論 at 10:08Comments(0)沖縄経済

2010年06月11日

口蹄疫

韓国から伝わった口蹄疫が猛威を振っている
日本の肉食化した食文化への警鐘のように
ウィルスの攻撃が起きているが、
2012年のウィルスパンデミックへの序章のような
このテロ行為は、米国最大の原油流出事故同様
イルミナティの人為的な策動を感じぜずをえない。
死亡率の高いニパウィルスは、オオコウモリがいる沖縄でも発生する率が高い。
そろそろ、自衛隊のウィルス対策科学部隊に本格的に出動してもらうしか、
このウィルス攻撃を防ぐ道はないのだろうか。
畜産農家を救うためには、とりあえず国産肉をどんどん食べることにしよう。
ベジタリアンよさようなら!


  


Posted by 田崎聡の沖縄現象論 at 10:03Comments(0)沖縄経済

2010年06月09日

酸性雨

西表島のバラス島
世界で2つしかない珊瑚だけの島だ
ここの海はラベンダー珊瑚の畑が広がっていて
めちゃくちゃキレイである。
しかし、この真っ白な島が灰色になってしまう時期がある。
酸性雨だ。中国大陸からの酸性雨がすごく降るのだ。
そして大陸の汚染物質が混ざった黄砂が西表島にもたくさん
降り注ぐので、ぜんそくの子供が多いという。ショックである。
満天の星空を眺めて空の美しさに感激していたのもつかの間、
大自然の島、西表島の自然も中国大陸の環境破壊の影響で
なくなりつつあるのである。悲しい。

  


Posted by 田崎聡の沖縄現象論 at 12:17Comments(0)沖縄経済

2010年06月06日

歩行者天国は?

日曜日は毎週国際通りは歩行者天国と思いきや
今日は実施していなかった。
国際通りは、地元の人間にとってまったく魅力のない通りに
いつからなってしまったのだろう。
たびたびこのブログにも書いているが、ついに、メイド喫茶まで出現し、
まるで本土の清里や竹下通りのようなガキ向けの土産店ばっかり
大人がゆっくり楽しめる木陰のある通りになっていない。
これは、沖縄中探してもないが、、、。
さすがに、25年住んでいるとほとほとイヤになってくる。
住んですがすがしい街、さわやかな大人の朝を迎えられる通りの実現は
国際通りは当分の間、不可能であろう。
テレビを観れば相変わらずのお笑いタレントとガキのアイドルの番組か
政治を批判するトークショーばかり。
この国は、かくも幼稚な低俗なマスコミショー型社会を形成してしまったのである。
沖縄で「東京は疲れる」「東京には住めない」という言葉をよく耳にする。
しかし、都心部は緑にあふれた通りにカフェがあり、
駅前商店街は栄えており、オフィスとカフェと緑と住宅が、ほどよい距離感で存在
しているのも事実である。鉄道網が発達しているので、車には乗らないしいらない。
そして、巨大消費地だけに物価は安いのである。
野菜、果物、立ち食いそば、290円ラーメン、など
通勤のストレス、スモッグ、花粉症などを除けば、
むしろ東京は健康的な街だといえるのである。

街路樹の緑豊かな通り沿いのカフェ






  


Posted by 田崎聡の沖縄現象論 at 19:09Comments(1)沖縄経済

2010年06月02日

やっと終わった

やっと終わった。
宇宙からの使者との戦争。
ところで、この「沖縄は沖縄」ってコピーは
何を言いたいのかな?
自治のこと?独立のこと?
アメリカでもニッポンでもないよってこと?
デゥクワカランシンガ!
  


Posted by 田崎聡の沖縄現象論 at 11:35Comments(0)沖縄経済

2010年05月26日

家畜を守れ!

宮崎県の口蹄疫はすでに20万頭以上も殺処分された。
このことは、対岸の火事ではない。
沖縄も畜産で家業をたてている農家はたくさんいる。
また、水牛で観光をしているところもそうである。
そこで、NPO法人食の風では緊急対策として
石垣島の水牛を救おうと消毒液を持って
飛行機に乗ろうとした。すると、危険物扱いとなり、
あげくのはては飛行機に乗せてもらえないという事態が発生。
空港のエアー沖縄のスタッフは「口蹄疫って何ですか?」
という始末。
沖縄県の危機管理のなさにあきれるばかりである。
テーゲーもいいかげんにしてほしい。
一刻も早く消毒液が届くのを待っている畜産農家のことを
まったく考えていない。
こんな危機管理では、ウィルスはあっという間に沖縄中に広まることだろう。

  


Posted by 田崎聡の沖縄現象論 at 08:47Comments(0)沖縄経済

2010年05月20日

5月末

いよいよ5月末が近づいてきた。
28日は米国ロックフェラー配下のクリントン国務長官、
30日は中国から共産党、温家宝の来日。
そしてにわかに緊張してきた北朝鮮と韓国の問題
タイの内戦状態、など
極東アジアに紛争の種がまかれ始めている。

5月28日は、日本でのi-padの発売日。
何か大きなパラダイムチェンジが起ころうとしている。
沖縄にとっては、どんなニュースになるのだろう、心配だ。
  


Posted by 田崎聡の沖縄現象論 at 19:01Comments(0)沖縄経済

2010年05月10日

軍雇用

連日普天間問題がマスコミを騒がせている
平成21年度の在日米軍基地に勤める労務者は
全国で25,945人、沖縄はそのうち9,155人なので
全体の約35%だ。
軍雇用の平均給料は年収480万円ほど、
でも沖縄の民間の平均年収よりはましである。
だから、毎年応募が殺到するのも事実だ。

これが全部我々国民の税金で支払われている。
この「在日米軍従業員募集案内」には「日本の
安全保障に貢献」とあるが、どうだろう。

フィリピンのクラーク基地が住民運動によって撤退となったが
その後も極東アジアのプレゼンスは変わらない。
マスコミは、なぜ彼ら先駆者フィリピンの基地排除の成功談を
取材しないのだろう。

  


Posted by 田崎聡の沖縄現象論 at 13:13Comments(0)沖縄経済